父回想録:危篤

個別記事の管理2014-09-07 (Sun)


  *** もう2ヵ月も前の話になりますが、自分の備忘録として残します ***




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7/5 (土)


今日は、仕事の後、夕方から子供たちの塾の懇談だった。
明日は仕事が休みなので、子供たちを連れ父の病院に行こうと考えていたが、
「間に合わないかも」と言う胸騒ぎがざわざわとしていて、
今日の16時からの懇談の後、やっぱり病院へ行こうと思った。


16時半に懇談が終わり、明日病院へ行くものと思っている子供たちに、
支度をさせるために電話をしようと携帯を取り出したら電話が鳴った。

病院からだった。



血圧が落ちてきて測定できない状況だと。

確実に「その時」に向かっているのだと思った。

母の時の記憶がまざまざと蘇る。
母の時は、「血圧が下がってきています」と言う連絡を受け、
30分後に到着した時にはもぅ逝ってしまっていた。


急いで帰宅し、急いで支度をし、タクシーで病院に駆け付ける。


病室に入ると、父はガーガーと寝息を立てていた。
複雑な家庭環境だった父は、幼い頃に鼻呼吸を学ばずに生きてきた為、
口呼吸しか出来ない人なのだ。

大きく口を開け、虚ろな目をして、大きな呼吸の音だけが響いていた。


手や足は「冷たいっ!」って思うほど冷たく、
でも、38度の発熱をしているとのことで、脇の下などを冷やしていた。
このアンバランスがなんとも言えなかった。

一昨日まで寝返りをしていたのが嘘のように、ガリガリの体を横たえていた。



声を掛けたり、話し掛けたりするも、きっとどこかで聞いているのだろうが、
何の反応も示さないのが不思議な感じだった。


看護師からは、「泊まっていってもいいし、帰宅してもいい」と言われ、
どうしたものかと考えあぐねる。

一旦、夕食をとりに病院を出、近くの大型ショッピングのフードコートで考える。
時間は19時だった。

自発呼吸はしているし、まだ定期的に寝息が聞こえていて、
何の準備もしていなかったことから一旦帰宅することにした。


タクシーで飛んでくれば20分も掛からないくらいだ。
何かあれば直ぐに駆け付ける旨を伝え、19時半頃一旦帰宅した。


子供たちにも、いつ呼ばれてもいいように、
直ぐに出かけられる準備をするように言い、
眠くなくても早目に布団に入って体を休める体制を取った。


私も23時半頃、やっと布団に入り、
枕元の母の仏壇に、「お母さん、朝まで寝かせてね」と声を掛けた。


当然、なかなか寝付けず、うとうとする夜だった。




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